ガラスがもつ防犯性とは

古くに外国より日本に伝えられたガラスは、今や建築物や鏡に多く使用され、私たちの暮らしにはかかせないものとなりました。
そして、今では様々な種類のガラスが私たちの暮らしの中に存在し、より快適に、より美しく、そして安全性をもとめたものに進化しています。
その中でも防犯ガラスは、現代の様々な情勢や暮らしの変化に合わせ、主に空き巣などの泥棒の侵入を想定した機能を備えた高機能なガラスです。

防犯ガラスの特徴は、合わせガラスといった2枚のガラスに特殊なフィルムを挟んだ構造です。身の回りで合わせガラスを挙げるなら、車のフロントガラスなどがあります。
「防犯ガラスは空き巣の侵入を想定したガラス」と言いましたが決して割られないガラスではありません。割られにくいガラスなのです。
空き巣はだいたい侵入に5分かかると7割方あきらめるといいます。 そして空き巣の手口は主にドライバーなどを使って穴を開けて、そこから手を入れて鍵を回す方法やハンマーやバールで叩き割って侵入する方法が多く報告されています。この穴を開けたり、叩き割る行為に時間を掛ける、つまりガラスが飛び散るまで5分耐えることができれば侵入を未然に防ぐ可能性が70%増えるということです。
防犯ガラスは町のガラスの修理業者さんでも取り扱っているので気になる方はガラス屋さんに行けば詳しく教えてくれるはずです。