種類別ガラスの防犯性
ガラスには様々な機能をもった多数の種類のものが存在しますが、それぞれはいったいどれくらいの防犯性・安全性を備えているのでしょうか。
まず、一般的なガラスです。住宅やビル、お店などで使用されているもっともポピュラーなガラスで、フロートガラスや網ガラス、型板硝子などです。もちろんですがこれらのガラスには防犯耐性や安全性はなく、そういった状況を考えて製造されていません。
次に安全性を考えてつくられた安全ガラスを呼ばれるガラスです。これらには合わせガラス、強化ガラスなどがあります。
強化ガラスは強度が高く、ガラスが割れた時、粒状になるという特性はありますが防犯の面からみると効果は薄いと考えられます。合わせガラスは間に挟み込まれた中間膜の効果により、ガラスが割れても窓にくっついたままの状態を保つことができます。
中間膜をポリカーボネートなどの破れにくいものにすることで簡単に貫通されることがなくなり、防犯性に期待できます。
高機能ガラスである複層ガラスは、使用するガラスに上記の合わせガラスを使用することができますので、防犯性に特化した合わせガラスを使用することで防犯性という付加価値をつけることが可能です。